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16: やっぱりウェブまでが近い

December 17, 2012

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公開時のURL:https://hmsk.hatenablog.jp/entry/2012/12/17/235839

 つくれぽを送るようにしている。業務上つくれぽに関わっていた頃よりは、受け取る相手よりは送っている自分が主役になっているなあというのは発見だった。そんなこんなで夜はご飯つくってるし、朝は$0.99で笑えるくらい入ってるパンに、$5で笑えるくらい詰まってるハムを載せて日本のマヨネーズでよろしくやっている。昼は食べない事もしばしばだが、テニスをした後には概ね食べに出かけている。近所だとイタリアン、インドカレー、中国人がやってる寿司屋くらいだ。

Safeway

 Safeway - Official Siteという(日本人目線での)大型スーパーの会員に加入した。カスタマーサービスで一声かけて記入した書類を出せばその場で貰える。このカード、わざわざ短期の滞在で会員になるなんてという意見を越えるくらいに役得があるのだ。会員なら大抵の商品はClubPriceと記された値札が有効になる。値引きだけでなく"Buy 1 Get One FREE"と書かれていれば2個買っても1つ分の価格で済んだりもして、日本とものの売り方が幾分違うのが楽しい。というかスーパーで必要以上に頭回すのが面白い。ちなみに値引きで特に響いたのは、酒と肉。$9.00のナパのボトルワインがこの値段ですら飛びつきそうなのに、$6.55とかになる。肉も日本より1/3くらいの価格で笑えてくる。

 このカードによる値引きがやばいとかそういう話を書きたかったのではなくて、ウェブ周りとの連携をちゃんとしているスーパーを初めてみたという話だ。クーポンなどAndroid/iOSアプリケーションで閲覧、そこで"Add Coupon"とすると次にレジへ行った時に自動的に使われる。これだけでAEONグループやマクドナルドのクーポン番号を唱えるレジは今頃元気だろうかとか思うのだが、更にはカードによる買い物のログをベースにクーポンがパーソナライズされて配布される。そのパーソナライズのための代価として上のような値引きをされているというのなら文句も出ない。

 このクーポン群を実際にユーザがどのくらい居て、どのような人達が使っているのかはわからないが、ウェブやアプリに繋がるのが当たり前のように為されているのは改めて羨ましい。何でもそうすりゃいいってもんじゃないというのも分かるけど、選択肢に必ずあるというのは大事だと思う。4年前にホテルで掃除のおばさんがiPhone(しかも当時3Gが出たばかり)を触っていた時のような羨ましさだった。