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y4: Unresponsive

January 4, 2015

yoyo

公開時のURL:https://hmsk.hatenablog.jp/entry/y4

ベアリングとオイルを替えた

 もともとSageのスターターパックに付いてきていたHalf SPEC Bearingから、Center Trac Bearingに替えた。ベアリングの球が内包される形になり外部との干渉を防いでくれるのと、すり鉢状(Center Trac)になっている為、ストリングがボディに干渉しにくくなるので、以前よりも長時間の回転が可能になった。

 これに合わせてオイルが最初にSageのパックに付いてきたものがThick(粘りが強く、ヨーヨーが戻りやすくなるルーピングプレイ向き)であることに気づいたため、Thinなものを買って使うようにした。

 ちなみにベアリングにはA, B, Cとタイプがあるようだが、SageはCにあたる。

Unresponsive

 おそらくCenter Tracになったことが効いてストリングを巻き込みにくくなったために、高速回転している間のヨーヨーを引いてもほぼ返ってこなくなった。意図せずUnresponsiveなヨーヨーが出来上がってしまったのだろう。

 今回改めて入門してUnresponsiveという言葉を初めて見た時は、スリープさせたヨーヨーを引いても「返ってきにくい」くらいに思っていたが、実のところ「ほぼ返ってこない」というのが正しかった。ストリングの巻取りにもBindingという特別な操作をしないといけないが、ほぼ返ってこないおかげでトリックに長時間使えたり、ストリングの操作で巻き込んで戻ってしまうことを回避出来たりする。

 なお、ベアリングにもよるがオイルを使わない状態が寿命を引き換えに最もUnresponsive化されるそうだ。

 1Aトリックに触れている範囲でもZipperなどちょっと動かし方がきついと巻き込んでしまっていたり、今後出てくるであろう複雑なトリックを前に、Unresponsiveに慣れていくことにした。さすがに慣れないためBindingの練習に一日分充てた。

 Bindingで摩擦をかけすぎたのか、ボディ内側のパッドが剥がれた。それなりの頻度で交換する必要があると知っていたが、剥がれてからBindingが更に難しくなり、パッドの機能がわかった。ハイパーヨーヨーではプラスチックのボディでベアリングのまわりがギザギザになっていたのは、成型上の都合だと思っていたが消耗しにくいパッドだったことに15年くらい過ぎて知ることとなった。

#giveit100 Bind for unresponsive yo-yo.

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習得したトリック

 注文したパッド届くまで((ついでにもうひとつ金属系のヨーヨーも買った))の間Sageが使い物にならないので、結構前に買っていたYOMEGAのヨーヨーを代替に結局Responsiveに戻ることになった。

Split the Atom, Barrel Rolls

 この2つはハイパーヨーヨーのハイパーレベルの7, 5にあたり、名称としては付き合いが長い。ただし、当時習得したつもりのものと動きが若干違ったので、手本を見ながら矯正した。当時絵と文字で説明されたものを読んで誤って覚えたのだと思うが、今こうやって動画を観て早々に動きを覚えられることにびっくりする。

#giveit100 Split the Atom, Barrel Rolls. for now, waiting Brake Pads for usual yoyo.

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Ripcord

 面白かった。これは数日かかるかと思っていたら、動画のおかげで10分ほどの間になんとか掴めてしまった。上2つとも動きが関連するのでUnresponsiveに再度戻った時にキャッチングせずに連続で組み合わせるとごちゃごちゃして楽しそう。

#giveit100 Ripcord

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