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92: 奨学金をようやく繰上返還することにした

July 28, 2020

jp

未返納の奨学金があと110万円ほどある。300万円以上あったところから随分減った。まだ63ヶ月に渡って返還を続けることになっているのだけど、全く繰り上げ返還をするつもりはない。無利子の債務であり、期限まで返済を留保しておくことで利益が最大となるので自然な選択である。引き落とし口座には向こう数ヶ月の引き落としには耐えうる金額を残して、残りは他の運用に投じられている。繰り上げて返済したところで得られる何百円よりもずっと利益を生む可能性に託している。

ただ、誰かの「繰上返還した」という発言を見かける度に揺らぐような気持ちになる。戻したお金が次に借りる人の原資になるという貸した側の説明や、「借金をしている」という感覚は居心地が悪いみたいなものに納得する部分があるのだろう。このくらい(といえるようになってきた)の金額で守銭奴のような振る舞いをしているように見えるのも恥ずかしい。

しかし、受け入れてしまうと正しくお金を計算出来ない人間みたいだと半ば意地になって自身を説得する。こうやって悩むコストが少なからず得られる利益を削っている節はあるが、これがあと63ヶ月続く。

一部返還を免除してもらえる資格に該当していたものの、必須である説明会に寝坊し出席しなかったために満額と向き合うことになったのが自分の犯した最も非経済的なふるまいであって、それを忘れないための期間にしているのかもしれない(?)

みたいなことを考えていたのだが、学生支援機構のPDF(いい資料だった)の寄附のところを見て、そういう次元ではない気持ちになったので繰上返還の手続きをすることに決めた。

いくらか他所に寄附をする機会を持ちながら、それを差し置いて学生支援機構やそこが支える学生に対して不義理をしている場合ではなかった。